1 当事務所の名称の由来について
皆様は、将棋の「馬」という駒を御存じでしょうか?
「馬」という駒は、「角」という駒が成った(強くなった)ものです。
この「馬」という駒は、敵の王を攻める際に強い力を発揮する駒ですが、それだけではなく、自分の王を守る際にも非常に有能な働きをする駒とされています。
弁護士として、相手方と対峙し、相手方を追及する姿勢はもちろん重要ですが、それだけではなく、依頼者様のそばに寄り添い、依頼者様に真に頼りにされる存在であり続けたいと考えています。
「天馬」とは、「最上級の馬」「最も優れた馬」という意味があります。また、「天馬」とは「ペガサス」という意味があり、不死や自由の象徴とみなされることもあるようです。
当事務所は、依頼者様にとっての「最上級の馬」であり続けるために、研鑽を重ねていくことをお約束いたします。
当事務所のロゴについて
当事務所のロゴは、天馬(ペガサス)をモチーフにして作成いたしました。
ペガサスの羽が力強く上を向いており、丸い枠をはみ出している様子は、枠にとらわれずに向上心を持つという当事務所の思いを反映しております。

2 当事務所のポリシー
このページを御覧になっているあなたは、弁護士についてどのようなイメージをお持ちでしょうか。「難しいことを言っていて近寄りがたい」「あまり関わりたくない」というマイナスのイメージを持っている方も少なくないと思います。
しかしながら、当事務所では、本来の弁護士のあるべき姿は“困った時に頼りになる存在”“困る前に(困らないようにするために)頼るべき存在”であると考えています。そのような“頼りになる”存在であり続けるために、当事務所は、次の3点をお約束します。
(1) あなたの話を“偏見なく”“丁寧に”お聞きします。
弁護士のスタイルによっては、問題の解決を意識しすぎる余り、結論に直結する話ばかりを聞き出そうとすることがあります。しかしながら、これでは「こういう話を聞いてもらいたかったのになぁ…」「こういう質問もしたかったなぁ…」という不満やモヤモヤが残ることもあると思います。
当事務所では、依頼者様・相談者様の方の意向を踏まえながら、弁護士がイニシアティブをとりつつも、依頼者様・相談者様が伝えたいこと・尋ねたいことをじっくりとお聞きします。
(2) あなたにとって“良い話”も“悪い話”も真摯に伝えます。
法律相談(特に最初の相談)においては、その案件に係る見通しを聞きたいということが多いと思います。
当事務所では、相談者様の方からお聞きしたお話を踏まえつつ、その時点で確認できる証拠物(例えば、契約書、合意書、メール、録音等)や類似事例・裁判事例等に照らし、その時点での見通しを検討して可能な限りお伝えすることとしています。
その中では、あなたにとって有利と考えられる点についての話も行いますが、あなたにとって耳の痛い話をすることもあります。もっと言えば、「法的に見るとあなたの要求を実現することは極めて難しいので、弁護士費用がもったいないからやめた方が良い」と言うこともあります。率直な見通しを伝えることは、あなたがこの事案について「弁護士に正式に依頼するべきなのか?」という判断の基準となるのと同時に、信頼関係の基礎になると考えているからです。
既に発生してしまっている法律問題を解決するには、どうしても相応の労力を要します。もし、依頼者様と弁護士との間で適切な信頼関係を構築できていないと、無駄な時間がかかったり、うまく解決に至らなかったりするおそれもあります。
当事務所では、あなたに誠実に向き合うという観点から、“良い話”も“悪い話”も真摯にお伝えします。
(3) ご依頼いただいた後も、あなたの意向を確認しながら事案の解決に当たります。
当事務所では、真に依頼者様の意向に沿った解決を追求する観点から、事件処理の進捗についての連絡を密にするとともに、重大な判断を伴う場合には、その都度説明を行って依頼者様の意向を確認いたします。
依頼者様との意思疎通を図り、依頼者様にとって最大の利益を追求してまいります。